【2035年予測】
フィットネス業界の未来
パーソナル、24時間、セミパーソナル、スタジオ…6つの業態が乱立。アメリカの20年を参考に、日本の今後10年を読む
先に結論を言います。
2035年、フィットネスは「個別最適化」と「コミュニティ」の二極化。そして、本質的な「結果」を出せる施設だけが生き残る。
今、日本にある6つの業態
まず、現状を整理しましょう。
価格:月3〜8万円
メリット:結果が出る、サボれない、知識がつく
デメリット:高い、予約必須
向いてる人:本気で変わりたい、初心者、一人で続かない
市場規模:約1,000億円(2024年)、年平均成長率15〜20%
価格:月6,000〜10,000円
メリット:いつでも行ける、全国展開(相互利用)
デメリット:放置、やり方分からない、続かない
向いてる人:自己管理できる、知識ある、時間不規則
市場規模:約800億円、年平均成長率10%前後
価格:月1.5〜3万円
メリット:パーソナルより安い、仲間ができる、指導ある
デメリット:完全個別じゃない、時間固定
向いてる人:コスパ重視、仲間欲しい、基礎知識ある
市場規模:約300億円、年平均成長率20%以上(急成長中)
価格:月8,000〜15,000円
メリット:楽しい、続けやすい、仲間ができる
デメリット:筋トレ効果は低い、混雑
向いてる人:楽しさ重視、ストレス発散、女性
市場規模:約500億円、やや横ばい
価格:月3,000〜4,000円
メリット:安い、色々使える、気軽
デメリット:混雑、器具少ない、指導ゼロ
向いてる人:とりあえず始めたい、コスパ最重視
市場規模:急拡大中、チョコザップだけで会員数100万人超(2024年)
価格:月10,000〜15,000円
メリット:選択肢多い、施設充実、コミュニティ
デメリット:高い、混雑、ターゲット不明確
向いてる人:色々やりたい、シニア、時間ある
市場規模:約4,000億円、やや減少傾向
アメリカのフィットネス業界、20年の歴史
アメリカは、日本の20年先を行ってます。
🇺🇸 アメリカの変遷
2000年代:総合型クラブ全盛期
Gold’s Gym、24 Hour Fitnessなど、大型施設が主流。
2010年代前半:ブティックスタジオの台頭
SoulCycle(暗闇バイク)、Barry’s Bootcamp(HIIT)、Orangetheory(心拍数管理)など、特化型・体験重視が爆発的人気。
2010年代後半:低価格ジム(Planet Fitness)
月10ドル(約1,500円)で全米展開。会員数2,000万人超。
2020年代:パーソナル化+テック
Peloton(自宅フィットネス)、Tonal(AI筋トレ)、ハイブリッド型(オンライン+オフライン)。
✅ アメリカで見えた3つのトレンド
- 二極化:超低価格(月10ドル)vs 超高価格(月300ドル)
- 特化・体験重視:「何でもある」より「これだけ!」が勝つ
- コミュニティ+結果:仲間と楽しく、でも結果も出す
日本の特徴・アメリカとの違い
日本は、アメリカと同じ道を辿るのか?
いいえ、日本独自の特徴があります。
🇯🇵 日本の特徴5つ
- 「おもてなし」文化
アメリカは「自己責任」。日本は「サポート重視」。
→ パーソナル、セミパーソナルが伸びる理由。 - 狭い国土・高い人口密度
アメリカは車社会、大型施設。日本は駅近、小型施設。
→ 24時間ジム、チョコザップが合ってる。 - 「恥の文化」
アメリカは自己アピール。日本は「目立ちたくない」。
→ 個室パーソナル、少人数セミパーソナルが人気。 - 高齢化社会
アメリカより高齢化が早い。
→ 健康寿命、介護予防のニーズ増。 - 「継続が苦手」
アメリカは習慣化文化。日本は3日坊主。
→ サポート、コミュニティが必須。
今後10年(2025〜2035年)の予測
📅 2025〜2027年:淘汰の時代
・従来の総合型クラブが苦戦、閉店増加
・「安いだけ」「何でもある」は淘汰される
・結果を出せない施設は消える
・コミュニティが強い(セミパーソナル)
・圧倒的な低価格(チョコザップ)
📅 2028〜2030年:個別最適化の時代
・ウェアラブル連携:心拍数、睡眠、食事、全部管理
・オンライン+オフライン融合
・「あなた専用」が当たり前に
・パーソナライズ技術
・でも、人間的なサポートも必須(AIだけじゃ続かない)
📅 2031〜2035年:コミュニティ+結果の時代
① 超低価格(月3,000円):セルフサービス、AI指導
② 高価格(月5〜10万円):完全パーソナル、コミュニティ、結果保証
・中途半端な施設は消滅
・健康寿命産業として確立(医療・保険と連携)
・データ活用(AI、ウェアラブル)
・コミュニティ形成(仲間、継続)
・結果を出す(これが最重要)
2035年、求められるもの
5つのキーワード
- 「結果」の可視化
体重、体脂肪率、筋肉量、写真、数値で証明。
「なんとなく良い」じゃ、選ばれない。 - 「個別最適化」
あなた専用のメニュー、AI活用、データ管理。
「みんな同じ」は時代遅れ。 - 「コミュニティ」
一人じゃ続かない。仲間、トレーナー、つながり。
「孤独なトレーニング」は淘汰される。 - 「体験・楽しさ」
辛いだけじゃ続かない。楽しい、面白い、非日常。
「義務感」から「楽しみ」へ。 - 「健康寿命」への貢献
痩せるだけじゃない。介護予防、病気予防、生涯現役。
医療・保険と連携、社会インフラ化。
各業態の今後10年予測
📈 成長が期待される業態
1. パーソナルジム
→ さらに成長。
理由:結果が出る、日本人の性格に合う、高齢化で需要増。
課題:トレーナーの質、差別化。
2. セミパーソナルジム
→ 急成長。
理由:コスパ良い、コミュニティできる、指導ある。
課題:規模拡大の難しさ。
3. チョコザップ型(超低価格)
→ しばらく成長、その後横ばい。
理由:入口として機能、手軽さ。
課題:継続率低い、差別化難しい。
📉 苦戦が予想される業態
1. 従来の総合型クラブ
→ 減少傾向続く。
理由:高い、ターゲット不明確、「何でもある」が弱み。
生き残る道:特化、コミュニティ強化、高齢者特化。
2. 24時間ジム(差別化なし)
→ 頭打ち、淘汰。
理由:差別化できない、低価格に負ける。
生き残る道:パーソナル併設、コミュニティ形成。
3. スタジオレッスン特化型(一部)
→ ブーム終了で苦戦。
理由:飽きられる、結果が出にくい。
生き残る道:コミュニティ強化、結果重視メニュー。
スタジオI’sが考える、これからのフィットネス
10年近く、現場で見てきて思うこと
フィットネス業界、選択肢が増えるのは良いこと。
でも、選択肢が増えても、結果が出なければ意味がない。
安いジムに入って、結局行かない。
高いジムに入って、結果が出ない。
これじゃ、お金も時間も無駄。
大切なのは:
・あなたの目的に合ってるか
・あなたが続けられるか
・結果が出るか
業態じゃない。
「あなたに合うか」「結果が出るか」。
2035年、生き残るジムの条件
- 明確なポジショニング
誰に、何を、どう提供するか。明確に。 - 結果を出す
これが全て。結果が出なければ、淘汰される。 - 継続をサポート
一人じゃ続かない。サポート、コミュニティ、仕組み。 - データ活用
AI、ウェアラブル、個別最適化。時代に合わせる。 - 人間的なつながり
AIだけじゃダメ。人と人。温かさ。信頼。
でも、変わらないものもある。
「結果を出す」
「人を支える」
「健康で幸せな人生を作る」
これが、フィットネスの本質。
これを忘れた施設は、消える。
トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)
所在地:埼玉県越谷市せんげん台西1-5-2せんげん台KMビル502
運営歴10年、年間6,000セッション以上の現場経験
あなただけのパーソナル空間
「時代が変わっても、本質は変わらない」