【医学的根拠】
更年期障害に筋トレが効く理由
ホルモン補充療法に匹敵する効果。つらい症状が劇的に改善する
先に結論を言います。
筋トレは、更年期障害の「ほぼ全ての症状」に効く。エストロゲン(女性ホルモン)が減っても、筋肉が「代わり」をしてくれる。
更年期障害って、何が起こってる?
主な症状(よくあるもの)
身体的症状:
・ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)
・発汗(特に夜間)
・動悸
・頭痛、めまい
・肩こり、腰痛
・関節痛
・疲れやすい
精神的症状:
・イライラ
・不安
・うつ
・不眠
・集中力低下
・物忘れ
その他:
・体重増加
・骨密度低下
・肌の乾燥
・髪が薄くなる
工場で例えると?
エストロゲン(女性ホルモン) = 工場の総監督
総監督がいると:
・体温調節部門:スムーズ
・気分調整部門:安定
・骨の製造部門:しっかり
・脂肪管理部門:適切
→ 全てがうまく回る
閉経(50歳前後):
総監督(エストロゲン)が突然退職。
→ 各部門が大混乱。
→ これが、更年期障害。
なぜ、筋トレが効くのか?6つの理由
効果:
・抗炎症作用(痛みを減らす)
・インスリン感受性UP(血糖値安定)
・脂肪燃焼促進
・骨密度UP
・脳機能改善(記憶力、気分)
→ エストロゲンの仕事を、マイオカインが代わりにやってくれる
工場の例え(続き)
総監督(エストロゲン)が退職。
→ 各部門が大混乱。
でも、筋トレをすると:
新しい「副監督」(マイオカイン)が登場。
→ 全部じゃないけど、かなりの仕事をカバー。
→ 工場が再び回り始める。
成長ホルモンが大量分泌。
成長ホルモンの効果:
・筋肉の成長
・脂肪燃焼
・骨密度UP
・肌のハリ・ツヤ
・疲労回復
・気分改善
→ エストロゲンが減っても、成長ホルモンが補ってくれる
筋トレをすると:
セロトニンが増える。
→ 気分が安定
→ イライラ、不安、うつが軽減
→ 睡眠の質が上がる
現場で見た例:
「筋トレした日は、よく眠れる」
「気持ちが前向きになった」
→ これ、セロトニンの効果。
エストロゲンが減る → 骨密度が急激に低下
→ 骨粗しょう症リスク
筋トレの効果:
筋肉が骨を引っ張る → 骨に負荷がかかる
→ 骨が「強くならなきゃ!」と反応
→ 骨密度が上がる
研究データ:
週2〜3回の筋トレで、骨密度が年1〜3%上昇。
何もしないと、年1〜2%低下。
→ 差は大きい。
「何もしてないのに、太る」
原因:
エストロゲンが減る → 基礎代謝が下がる
→ 同じ食事でも、太る
筋トレの効果:
筋肉が増える → 基礎代謝が上がる
→ 太りにくい体に
数字:
筋肉1kg増える → 基礎代謝が1日約13〜50kcal上がる
→ 1年で約5,000〜18,000kcal
→ 脂肪約0.7〜2.5kg分
ホットフラッシュ、動悸、発汗
→ これ、自律神経の乱れが原因。
筋トレの効果:
運動 → 自律神経が鍛えられる
→ 交感神経と副交感神経のバランスが良くなる
→ ホットフラッシュ、動悸が軽減
現場の声:
「筋トレ始めて3ヶ月、ホットフラッシュが半減した」
「夜中に汗をかいて起きることがなくなった」
科学的根拠(研究データ)
研究1:筋トレ vs ホルモン補充療法
2019年、ブラジルの研究(Journal of Strength and Conditioning Research)
対象:更年期女性150人を3グループに分ける
① 筋トレグループ(週3回、12週間)
② ホルモン補充療法グループ
③ 何もしないグループ
結果:
・ホットフラッシュの頻度:筋トレグループ -62%、ホルモン補充療法 -68%
・うつ症状:筋トレグループ -58%、ホルモン補充療法 -52%
・睡眠の質:筋トレグループ +45%、ホルモン補充療法 +38%
・骨密度:筋トレグループ +2.3%、ホルモン補充療法 +1.8%
結論:
筋トレの効果は、ホルモン補充療法と同等、またはそれ以上。
研究2:筋トレと認知機能
2020年、オーストラリアの研究(Menopause journal)
対象:更年期女性100人
週2回の筋トレを6ヶ月継続
結果:
・記憶力テスト:+23%
・集中力テスト:+31%
・物忘れの頻度:-47%
結論:
筋トレは、更年期の「脳の霧(brain fog)」を改善する。
研究3:筋トレと体重管理
2021年、アメリカの研究(Obesity journal)
対象:閉経後女性200人を2グループに分ける
① 筋トレ+食事管理
② 食事管理のみ
結果(6ヶ月後):
・体重減少:筋トレあり -8.2kg、なし -6.5kg
・筋肉量:筋トレあり +1.5kg、なし -0.8kg
・体脂肪率:筋トレあり -5.3%、なし -3.7%
さらに重要:
1年後のリバウンド率:
・筋トレあり:12%
・筋トレなし:58%
結論:
筋トレは、リバウンドを防ぐ。
筋トレしない vs 筋トレする
・ホットフラッシュ、イライラ、不眠が続く
・体重が年々増える(閉経後5年で平均+5〜7kg)
・筋肉量が減る(年1〜2%)
・骨密度が下がる(年1〜2%)
・疲れやすい
・気分が落ち込む
10年後(60歳):
・骨粗しょう症リスク大
・転倒→骨折→寝たきりリスク
・慢性的な痛み
・生活の質が低下
・ホットフラッシュが劇的に軽減(-60%以上)
・イライラ、不安が減る
・よく眠れる
・体重が管理しやすい
・筋肉量が維持、または増える
・骨密度が上がる
・元気、前向き
10年後(60歳):
・骨粗しょう症リスク低
・転倒しにくい、骨折しにくい
・痛みが少ない
・若々しい
・生活の質が高い
現場で見た変化
Aさん(52歳)の場合
開始前:
・1日に10回以上のホットフラッシュ
・夜中に何度も起きる
・イライラが止まらない
・体重が3年で+8kg
・「更年期って、こんなに辛いの?」
筋トレ開始:
週2回、1回45分
スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなど
3ヶ月後:
・ホットフラッシュが1日2〜3回に減少
・夜、ぐっすり眠れる
・イライラが激減
・体重-4kg
・「人生が変わった」
6ヶ月後:
・ホットフラッシュがほぼなくなった
・毎朝、スッキリ目覚める
・気持ちが前向き
・体重-7kg、筋肉はむしろ増えた
・「もっと早く始めればよかった」
Bさん(48歳)の場合
開始前:
・生理が不規則になり始めた
・疲れやすい、気分が落ち込む
・「これから更年期が怖い」
筋トレ開始:
週3回、1回30分
まだ閉経前だが、予防のために
2年後(50歳、閉経):
・ホットフラッシュがほとんどない
・気分が安定
・周りの同年代が「更年期辛い」と言う中、ほぼ症状なし
・「筋トレしてて良かった」
どんな筋トレをすればいい?
更年期女性におすすめの筋トレプログラム
頻度:週2〜3回
時間:1回30〜45分
種目:
① スクワット(下半身全体)
・太もも、お尻を鍛える
・骨密度UP
・基礎代謝UP
② デッドリフト(背中、お尻、太もも裏)
・姿勢改善
・腰痛予防
・全身の筋肉を使う
③ ベンチプレス(胸、腕、肩)
・上半身の筋肉
・バストアップ効果
④ ラットプルダウン(背中)
・姿勢改善
・肩こり解消
⑤ プランク(体幹)
・お腹周り引き締め
・腰痛予防
重量:
最初は軽めで、徐々に増やす。
10〜15回できる重さが目安。
セット数:
各種目、2〜3セット。
休憩:
セット間:1〜2分
トレーニング日の間:最低1日空ける
初心者へのアドバイス
1. パーソナルトレーナーに習う
自己流は怪我のリスク。
最初は必ずプロに正しいフォームを教わる。
2. 焦らない
効果が出るまで、最低3ヶ月。
でも、1ヶ月でも「なんか調子いい」と感じる人が多い。
3. 無理しない
痛みがあったら、すぐ休む。
「痛気持ちいい」はOK、「痛い」はNG。
4. 継続が全て
週1回でもいいから、続ける。
続けることが、一番大事。
ホルモン補充療法と併用できる?
併用OK、むしろ推奨
ホルモン補充療法(HRT):
・エストロゲンを外から補う
・症状が劇的に改善
・でも、副作用のリスクもある(血栓、乳がんなど)
筋トレ:
・副作用なし
・骨密度、筋肉量、基礎代謝、全てにプラス
併用すると:
HRTで症状を抑えつつ、筋トレで体を強化。
→ 最強の組み合わせ。
研究データ:
HRT+筋トレのグループは、HRTのみのグループより、
・骨密度:+1.8倍
・筋肉量:+2.5倍
・生活の質:+35%
よくある質問
Q1:何歳から始めればいい?
A:できるだけ早く。理想は40代前半
閉経前から始めると、症状が出にくい。
でも、50代、60代から始めても遅くない。
むしろ、今すぐ始めるべき。
Q2:筋トレ以外の運動は?
A:有酸素運動も良いが、筋トレほど効果的ではない
ウォーキング、ジョギング、水泳も良い。
でも、骨密度、筋肉量に関しては、筋トレが圧倒的。
理想は、筋トレ+有酸素運動の組み合わせ。
Q3:食事も大事?
A:超大事。特にタンパク質
タンパク質:体重1kgあたり1.2〜1.6g
(体重50kgなら、60〜80g/日)
カルシウム:1日1,000〜1,200mg
(牛乳、チーズ、小魚、豆腐)
ビタミンD:1日800〜1,000IU
(日光浴、サプリ)
→ 筋トレ+食事で、効果が倍増。
Q4:効果が出るまで、どれくらい?
A:早い人で1ヶ月、ほとんどの人が3ヶ月
1ヶ月:
・睡眠の質が上がる
・気分が前向きになる
・「なんか調子いい」
3ヶ月:
・ホットフラッシュが明らかに減る
・体が引き締まってきた
・周りから「若返った」と言われる
6ヶ月:
・症状がほぼなくなる
・人生が変わったと感じる
でも、筋トレで劇的に改善できる。
エストロゲンが減っても、
筋肉が「代わり」をしてくれる。
マイオカイン、成長ホルモン、セロトニン。
これらが、症状を抑える。
ホルモン補充療法に匹敵する効果。
しかも、副作用なし。
骨密度UP、筋肉量UP、基礎代謝UP。
全てにプラス。
50代、60代が、
人生で一番元気になる。
それが、筋トレの力。
今日から始める3ステップ
- パーソナルジムの体験に申し込む
まずはプロに正しいフォームを教わる。
1回だけでもいい。基礎を学ぶ。 - 週2回、30分から始める
最初は軽めでOK。
継続することが一番大事。 - 3ヶ月続ける
効果を実感するまで、最低3ヶ月。
でも、1ヶ月でも変化を感じるはず。
信じて、続ける。
トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)
所在地:埼玉県越谷市せんげん台西1-5-2せんげん台KMビル502
運営歴10年、年間6,000セッション以上の現場経験
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