はじめに

こんにちは!越谷市せんげん台のパーソナルジム**トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)**です。

「加圧トレーニング」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?

「効果があるって聞いたけど、本当?」

「危ないんじゃないの?」

「一時期ブームだったけど、今は廃れてるよね?」

そんな声をよく耳にします。

実は、加圧トレーニングには科学的に証明された確かな効果があります。それも、通常のトレーニングでは得られない独自のメリットが数多くあるのです。

この記事では、10年以上の現場経験最新の科学的エビデンスをもとに、加圧トレーニングの本当の姿をお伝えします。

良い点も、注意すべき点も、正直にすべて語ります。


加圧トレーニングとは?基本を知る

加圧トレーニングの定義

加圧トレーニングとは、専用のベルトを用いて腕や脚の付け根に圧力をかけ、血流を適度に制限しながら行うトレーニング方法です。

重要なのは、完全に血を止めるのではなく、適正な圧力で制限するということ。動脈血の流れは保ちつつ、静脈血の流れを一時的に制限します。

加圧トレーニング誕生の秘密

加圧トレーニングは、日本人医師である佐藤義昭氏によって考案されました。

1966年、佐藤氏が法事の席で正座による「足のしびれと腫れ」にヒントを得て生み出されたトレーニング方法です。正座で足がしびれたとき、それがボディビルでふくらはぎの筋肉を鍛えた後の感覚にそっくりだったことから、血流制限と筋力トレーニングの関連性に着目したのが始まりです。

長い研究と試行錯誤の結果、1990年代に現在の加圧トレーニングの理論と方法が確立されました。

これは単なるトレーニング手法ではなく、確立された科学的根拠に基づく体系的なシステムなのです。

加圧トレーニングとBFRトレーニングの違い

近年、「BFR(Blood Flow Restriction=血流制限)トレーニング」といった、加圧トレーニングから派生した類似のサービスが存在します。

最も重要な違いは、科学的エビデンスです。

加圧トレーニングは、専用器具と資格者による指導という厳格なシステムのもと、長年の研究によって豊富なエビデンスが蓄積され、その効果と安全性が確立されています。

一方で、他の類似トレーニングが加圧トレーニングと同様の効果を持つというエビデンスは十分に立証されていません。手法が似ているからといって、同じ効果が科学的に証明されているわけではないのです。


エビデンスで証明された加圧トレーニングの効果

【エビデンス1】成長ホルモンが通常の290倍分泌

加圧トレーニングの最大の特徴は、成長ホルモンの大量分泌です。

低強度の加圧トレーニング直後には成長ホルモンが安静時の**数百倍(最大290倍)**にも急増するとの報告があります。

成長ホルモンの働き

  • 筋肉の成長促進
  • 脂肪の分解・燃焼
  • 骨の強化
  • 肌のハリ・ツヤ向上
  • 細胞の新陳代謝活性化
  • 怪我の回復促進

成長ホルモンの分泌は加圧トレーニングをして15〜30分後にピークとなり、運動負荷や個人差にもよるが、加圧前と比べると約100〜300倍に分泌量は上昇します。

また、成長ホルモンやノルアドレナリンは体脂肪の分解にも作用する特徴を持っており、運動後1〜2時間させる有酸素運動を行うと、より効率的に脂肪燃焼が行われます

【エビデンス2】低負荷でも高負荷トレーニングと同等の筋肥大効果

研究により低負荷(最大筋力の20~50%)+加圧でも筋肥大効果が得られることが示されています。

20~50%1RM程度の軽い負荷で血流を制限するトレーニングは、70%以上1RMの高負荷トレーニングと同等に骨格筋量を増加させうることが報告されています。

具体的な研究結果

  • 最大筋力の50%の低強度トレーニングで二頭筋では20%、三頭筋も13%の筋肥大が得られた
  • 日本国内の調査でも利用者の77%で筋肥大が認められた

**女性では500g、男性でも1キロもあれば十分な負荷が入ります。**これは、加圧ベルトを巻いて疲労が抜けないことが理由です。

【エビデンス3】速筋と遅筋を同時に鍛えられる

筋肉は主に速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の2種類に分かれます。

通常のトレーニング

  • 速筋:重い負荷のトレーニングで鍛えられる
  • 遅筋:軽い負荷のトレーニングを長時間続ける必要がある
  • 2つの筋肉を同時に鍛えることはできない

加圧トレーニング

加圧をかけてトレーニングをすると負荷が軽くても筋線維の動員率が高まり、速筋線維までもが活動します。

加圧トレーニングを始めると、加圧しているために血流量が充分ではなく、すぐに活動を始めた遅筋の酸素が足りなくなります。これは、大きい負荷の運動を行っているのと同じ状態を人工的につくり出しているということです。

そのため、通常はなかなか活動を始めない速筋が大きい負荷を受けたと脳が錯覚して、すぐに活動を開始するよう指示を出します。

加圧トレーニングでは、軽い負荷で速筋と遅筋を同時に鍛えることができるのです。

【エビデンス4】血管機能の改善

加圧ベルトで血流を制限し、その後圧力を除くと血液が流れやすくなります。

加圧前の血液の流れにくさを1とすると、加圧すると流れにくさは1.7倍になります。それが除圧すると0.6まで下がり、血流が増大します。

血管への効果

  • 血管に弾力が蘇る
  • 血行が良くなる
  • 血流量が増える
  • 新陳代謝が活発になる
  • 冷え症や肩こりなどの不調を改善

【エビデンス5】怪我の回復促進

加圧をすると骨折や肉離れ、捻挫等のケガの回復が早くなるという研究データがあります。

成長ホルモンによって、筋肉や人体の修復が早まると考えられています。

アスリートにおいては、筋力トレーニングが制限されている状況や、リハビリテーションの段階で注目されています。

【エビデンス6】高齢者の筋力・歩行機能改善

低負荷で行えるため安全性が高く、重い重量を扱えない高齢者でも取り組みやすいのが利点です。

研究においても、加圧トレーニングが高齢者の筋力や歩行機能を改善するエビデンスが蓄積されています。

実際、歩行が困難だった方がスタスタと歩けるようになったケースもあります。筋肉は何歳からでも鍛えることができます。


加圧トレーニングのメカニズム|なぜ軽い負荷で効果が出るのか

筋肉が「騙される」仕組み

加圧トレーニングがなぜ低負荷でも高い効果を発揮するのか、その秘密は身体に起こる独特な生理学的変化にあります。

ステップ1:血流制限による低酸素状態

専用のベルトで腕や脚の付け根に圧力をかけ、動脈血の流れは保ちつつ、静脈血の流れを一時的に制限します。

これにより、筋肉は一時的に低酸素状態となります。

ステップ2:乳酸の蓄積

血液中の乳酸(筋活動の代謝物)濃度が猛烈に上昇します。

苦しくは感じるが、実際の負荷は軽いために筋線維の崩壊は通常のトレーニングに比べて極めて少ない

よってトレーニング経験のない人や高齢者でも安心して行うことができます。

ステップ3:脳の錯覚

この乳酸が筋肉内にあるレセプター(受容体)を刺激して、脳下垂体から成長ホルモンの分泌を促進させる役目を果たします。

つまり、筋肉が騙されて、いつもより活発に働いてしまうことで、脳が激しいトレーニングをしたと錯覚して多量の成長ホルモンやノルアドレナリンなどを分泌させ、骨や筋肉の成長を促進させ、免疫力の向上を促すのです。

加圧トレーニングの3つの特徴

  1. 低負荷:最大筋力の20~30%で効果
  2. 短時間:10~20分程度で十分
  3. 短期間:効果が表れるのが早い

加圧サイクル®トレーニングとは?最新の進化形

従来の加圧トレーニングとの違い

加圧サイクル®トレーニングは、圧を入れて⇔抜いてを繰り返します

最新のマシンでは、30秒加圧⇔5秒除圧を繰り返します

従来の加圧トレーニング

  • 加圧状態でトレーニングをする
  • 乳酸を溜めるため、トレーニング中は基本的に圧を入れっぱなし
  • 筋肉への効果が主
  • 肉体改造やシェイプアップ目的に向いている

加圧サイクル®トレーニング

  • 加圧と除圧を自動で繰り返す
  • 血流が悪くなって⇔良くなってを繰り返す
  • 血管への効果が主
  • アンチエイジング目的に向いている

加圧サイクル®の安全性

安心・安全な**米国FDA認可デバイス「KAATSU CYCLE」**を使用し、適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法です。

加圧サイクル®のメリット

  • 勝手に加圧と除圧を繰り返してくれる
  • 貧血で気分が悪くなるといった事故もない
  • 誰でも安全に加圧ができる

一方のデメリットは、しっかりとトレーニングしなくては効果が薄い点。自分に甘い方なんかには、向かないトレーニングです。(そんな方は、自力でやるのではなくパーソナルトレーナーをつけましょう。)

最新デバイス「加圧C3」の可能性

最新デバイス「加圧C3」によって、さらに新しい効果が期待できるようになりました。

イリシン(irisin)の分泌促進

加圧C3によって加圧、除圧を繰り返すことでイリシンが上がります。

イリシンの効果:

  • 耐糖能異常改善
  • 認知能力向上
  • 白色脂肪の褐色化(基礎代謝の向上)

UCP(脱共役たんぱく)の増加

細胞の中のミトコンドリアにあって私たちの体温維持などに一役買っています。

これが増えると効率的なダイエットができるんですが、増やすのが大変。加圧トレーニングだとより早く効率よくUCPを増やすことが出来ます。


現場で見た加圧トレーニングの真実|10年以上の指導経験から

なぜ今でも加圧トレーニングを提供しているのか

「加圧トレーニングは廃れた」という声を聞くことがあります。

確かに、加圧トレーニングを専門でやってるジムって日本では絶滅危惧状態なんです。

しかし、私たちが今でも加圧トレーニングを提供しているのは、ひとえに効果が確かであるからです。

過去のブームと衰退の真実

実は過去に日本で爆発的な人気となった時に単純に指導者の講習が追いつかなかったというのが背景にあります。

そうすると、トレーニング経験のない人たちがお金のために使っていいよという許可だけを取って使い始めてしまい、**締めすぎてしまって「加圧は危ない」となったり逆に緩すぎてしまって「加圧は効かない」**と、結果的に加圧=悪いという図式になってしまった経緯があります。

そうすると「結果、今まで通りの筋トレをやってた方がいいや」となってしまうんですよね。トレーニングの知識もないとダメ、加圧自体の経験もないとダメなので、結構できる人は少ないんです。

エビデンスはあるんですけど、結局現場レベルで落とし込めてないというのが問題なので、その辺りに原因があることが多いと思います。

効果はあるんだけど日本ではちょっと悲惨な結果を迎えてしまったみたいな感じですかね。

正直に伝える:加圧トレーニングの限界

ただあまり良いことばかりは言わないで**「ウエイトトレーニングと併用した方がいいですよ」「これだけやっても筋肉はつかないですよ」**といったことは赤裸々にお伝えしてます。

研究でも明らかになっている事実

  • 筋肥大効果は加圧も通常も同程度
  • しかし筋力向上は高負荷トレーニングの方が優れている
  • 加圧トレーニングは「重い重量を扱えない場合の代替策」「リハビリや補助的な筋肥大手段」と位置づけるのが適切

したがって**「これだけで通常の筋トレ以上の効果が得られる」という過度な期待は禁物**です。

では、誰に加圧トレーニングが向いているのか?

1. トレーニング完全初心者

トレーニングが完全に初心者の方にこそオススメなのが加圧トレーニングですね。

というのは、まず初心者の方は正しいトレーニングフォームから作っていきたいのですが、重たいものを持ってしまうとどうしても良くない姿勢で負荷がかかりがちなんですね。

でも、500mlペットボトルくらいの重さだったら一番効率的な正しいフォームでトレーニングが行えるので、質の高いトレーニングが体に身につきやすいです。

2. 関節に負担をかけられない人

  • 関節が痛い人
  • リハビリ中の人
  • 高齢者
  • 運動制限がある人

重い重量を扱えない場合でも、加圧トレーニングなら効果的にトレーニングできます。

3. 時間がない人

  • 1回10〜20分で完結
  • 短時間で効率的
  • 疲労が残りにくい

4. 美容・アンチエイジング目的の人

  • 成長ホルモン290倍分泌
  • 肌のハリ・ツヤ向上
  • 脂肪燃焼促進

加圧トレーニングの効果的なやり方

適正な圧力設定

加圧する圧力には、その人に合った適正な値があります。

圧力の目安

  • :血圧計で測定した収縮期血圧+20~30mmHg
  • :収縮期血圧+50~100mmHg

専門のトレーナーが適正な圧力を設定しますので、その圧力を守ってトレーニングします。

トレーニング時間

**ベルトを巻いて行うと、疲労が抜けません。**どんどんたまっていくので、すぐに疲れて動けなくなります。

15分以上行うことはありません。

この疲れが成長ホルモンの分泌を促します。時短でダイエットって理想的ですよね。

最適な頻度

加圧トレーニングの理想的な頻度は週2回と言われています。

筋トレをして2~3日後に筋肉量が最大限に増え、そのタイミングで再度トレーニングすることで、さらに2~3日後に筋肉量が増加します。

このサイクルを考えると、中2~3日でのトレーニング、つまり週2回が最適な頻度となります。

目的別の最適頻度

  • 健康維持が目的:週1回でも十分効果があります
  • ダイエットが目的:週1~2回の加圧トレーニングに加え、日常的な有酸素運動を取り入れると効果的です
  • アスリートの補助トレーニング:週2回の加圧トレーニングに加え、専門的なトレーニングを行うことで効果を高められます

週4回以上トレーニングを行いたい場合は、加圧トレーニングは週2~3回にして、他の日は加圧サイクル(加圧と除圧を繰り返す方法)を行うことがおすすめです。

加圧トレーニング後の有酸素運動

加圧トレーニング後は脂肪が燃えやすくなります。その時間に有酸素運動をすることにより、効率良く脂肪が燃焼できます。

運動後1〜2時間有酸素運動を行うと、より効率的に脂肪燃焼が行われます。


加圧トレーニングをやってはいけない人

絶対的禁忌(やってはいけない人)

以下の方は加圧トレーニングを行ってはいけません:

  • 心臓に疾患のある方
  • 高血圧の方(収縮期血圧が180mmHg以上)
  • 血栓症・塞栓症のある方
  • 妊娠中の方
  • 骨折・捻挫などの急性期

相対的禁忌(医師に相談が必要)

以下の方は必ず医師に相談してから行いましょう:

  • がん治療中の方
  • 糖尿病の方
  • 骨粗鬆症の方
  • 皮膚疾患のある方

初心者が注意すべきこと

貧血症状

血液を制限して、高強度のトレーニングに近づけていきますので、血流量が少なく、ミルキングアクション(筋肉による血管のポンプ作用)が弱い方は、貧血症状などがでる場合がありますので、注意が必要です。

(低強度の加圧トレーニングから少しずつ実施する事で、貧血症状を出にくくすることが出来ます)

点状出血(内出血によるあざ)

慣れない最初のうちは、点状出血(内出血によるあざ)が出ることがあります。

これは血管が弱い証拠で、続けていくうちに血管が強くなり、出なくなります。


加圧トレーニングと通常のトレーニング、どちらを選ぶべきか

通常のトレーニングが向いている人

  • 筋力を最大限に高めたい
  • ボディビルやパワーリフティングが目標
  • 高負荷トレーニングに抵抗がない
  • 時間に余裕がある

加圧トレーニングが向いている人

  • トレーニング初心者
  • 関節に不安がある
  • 時間がない
  • 美容・アンチエイジング目的
  • リハビリ中
  • 高齢者

併用が最も効果的

実は、加圧トレーニングと通常のトレーニングを併用するのが最も効果的です。

  • 加圧トレーニング:週1〜2回
  • 通常のトレーニング:週1〜2回
  • 有酸素運動:週2〜3回

この組み合わせで、筋力・筋肥大・脂肪燃焼・美容効果をすべて手に入れられます。


越谷・せんげん台で加圧トレーニングを始めるなら

スタジオI’sの加圧トレーニング

トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)では、正規認定インストラクターによる安全で効果的な加圧トレーニングを提供しています。

当スタジオの特徴

  1. 正規認定施設
    • 加圧トレーニング正規認定施設
    • 資格を持ったトレーナーのみが指導
  2. 個別対応
    • 一人ひとりに合った適正圧力
    • 目的に合わせたメニュー
    • 安全第一の指導
  3. 通常トレーニングとの併用
    • 加圧だけに頼らない
    • ウエイトトレーニングと組み合わせ
    • 最大の効果を引き出す
  4. 短時間プログラム
    • 30分で完結
    • 忙しい方でも続けられる
    • 効率的な時間設定
  5. せんげん台駅から徒歩5分
    • 通いやすい立地
    • 駐車場完備
    • 手ぶらでOK

加圧トレーニング体験の流れ

1. カウンセリング(10分)

  • 目標のヒアリング
  • 体の状態確認
  • 禁忌事項のチェック

2. 適正圧力の測定(5分)

  • 血圧測定
  • 個人に合った圧力設定
  • ベルトの装着

3. 加圧トレーニング体験(15分)

  • 軽い負荷から開始
  • 正しいフォーム指導
  • 効果を実感

4. フィードバック(5分)

  • 体の変化を確認
  • 今後のプラン提案
  • 質疑応答

よくある質問(FAQ)

Q1. 加圧トレーニングは痛いですか?

A. 圧迫感はありますが、痛みはありません。血圧計に近い感覚です。

初回は慣れない感覚ですが、2回目以降は慣れるという方がほとんどです。

Q2. 週1回でも効果はありますか?

A. はい、週1回でも効果はあります。

ただし、理想は週2回です。健康維持目的なら週1回で十分ですが、ダイエットや筋肥大目的なら週2回をおすすめします。

Q3. 何歳から始められますか?

A. 年齢制限はありません。

むしろ高齢者にこそおすすめです。低負荷で安全にトレーニングできるため、関節への負担が少なく、筋力低下を防げます。

Q4. 加圧だけで筋肉はつきますか?

A. 筋肥大効果はありますが、通常のトレーニングと併用した方がより効果的です。

加圧トレーニングだけでも筋肉はつきますが、最大限の効果を得るには、ウエイトトレーニングとの組み合わせがおすすめです。

Q5. 危なくないですか?

A. 正しい方法で行えば安全です。

重要なのは、正規認定施設で資格を持ったトレーナーの指導を受けることです。自己流や無資格者の指導は危険です。

Q6. ダイエット効果はありますか?

A. はい、ダイエット効果は高いです。

成長ホルモンが290倍分泌されることで、脂肪分解が促進されます。さらに、トレーニング後に有酸素運動を行うと効率的に脂肪燃焼できます。

Q7. 美容効果は本当にありますか?

A. はい、科学的にも証明されています。

成長ホルモンの大量分泌により、肌のハリやツヤが向上し、細胞の新陳代謝が活性化されます。実際に「肌が綺麗になった」という声を多くいただきます。

Q8. 家でも加圧トレーニングはできますか?

A. おすすめしません。

適正な圧力設定は専門知識が必要です。間違った圧力で行うと効果が出ないだけでなく、危険を伴う可能性があります。必ず正規認定施設で行いましょう。

Q9. リハビリ目的でも使えますか?

A. はい、リハビリにも効果的です。

怪我の回復促進効果があり、低負荷で行えるため、患部に負担をかけずにトレーニングできます。ただし、医師の許可を得てから始めてください。

Q10. 血管が浮き出ることはありますか?

A. 一時的に血管が浮き出ることはありますが、トレーニング後は元に戻ります。

これは血流が増加している証拠です。むしろ血管が強くなり、血流が改善されるため、長期的には血管の健康に良い影響があります。


加圧トレーニングの実例|現場で見た変化

【実例1】50代女性・美容目的

開始前の状況

  • 年齢による肌のたるみが気になる
  • ダイエットしても痩せにくい
  • 疲れやすい

加圧トレーニングを週2回、3ヶ月継続

  • 加圧トレーニング15分
  • トレーニング後に30分のウォーキング
  • タンパク質を意識した食事

3ヶ月後の結果

  • 体重:58kg → 53kg(-5kg)
  • 体脂肪率:28% → 22%(-6%)
  • 肌の変化:「ファンデーションのノリが良くなった」
  • 体力向上:「階段が楽になった」
  • 睡眠の質:「ぐっすり眠れるようになった」

本人のコメント

「最初は半信半疑でしたが、2週間で肌の調子が良くなったのを実感しました。体重は3ヶ月かかりましたが、見た目の変化はもっと早く感じました。何より、500gのダンベルでこんなに効果が出るなんて驚きです。」

【実例2】70代男性・リハビリ目的

開始前の状況

  • 膝の手術後のリハビリ
  • 筋力低下により歩行が困難
  • 重いものが持てない

加圧トレーニングを週2回、6ヶ月継続

  • 加圧トレーニング15分
  • 低負荷から徐々に増加
  • 理学療法士と連携

6ヶ月後の結果

  • 筋力回復:大腿四頭筋の筋力が30%向上
  • 歩行能力:杖なしで歩けるように
  • 日常生活:買い物に一人で行けるように
  • 体力:孫と公園で遊べるようになった

本人のコメント

「重い重量を扱えない私にとって、加圧トレーニングは救世主でした。最初は本当に効くのか不安でしたが、着実に筋力が戻っていくのを実感できました。医師からも驚かれました。」

【実例3】30代男性・トレーニング初心者

開始前の状況

  • 運動経験がほぼゼロ
  • 正しいフォームが分からない
  • 重い重量が怖い

加圧トレーニングから開始、3ヶ月後に通常トレーニングへ移行

  • 最初の3ヶ月:加圧トレーニングのみ(週2回)
  • 4ヶ月目以降:加圧+ウエイトトレーニング併用

6ヶ月後の結果

  • 体重:72kg → 68kg(-4kg)
  • 筋肉量:+3kg
  • フォーム習得:正しいフォームが完全に身についた
  • 重量向上:ベンチプレス50kgが扱えるように

本人のコメント

「加圧トレーニングで正しいフォームを軽い重量で学べたのが良かったです。いきなり重いものを持っていたら、変なクセがついていたと思います。今では自信を持って通常のトレーニングもできています。」


加圧トレーニングの未来

医療分野での可能性

加圧トレーニングは医療・リハビリ分野でも注目されています。

現在の研究テーマ

  • サルコペニア(筋肉減少症)の予防・改善
  • ロコモティブシンドロームの予防
  • 糖尿病患者の運動療法
  • 心疾患患者のリハビリ
  • がん患者の体力維持

実際の医療現場での活用

既に一部の医療機関やリハビリ施設では、加圧トレーニングが導入されています。

低負荷で安全に行えるという特性が、運動制限のある患者さんにとって大きなメリットとなっています。

アスリート分野での活用

プロのアスリートも加圧トレーニングを取り入れています。

活用シーン

  • オフシーズンの体力維持:低負荷で疲労を抑えながら筋力維持
  • リハビリ期間:怪我の回復を早めながら筋力低下を防ぐ
  • 補助トレーニング:通常のトレーニングにプラスして成長ホルモン分泌を促進

一般の方への普及

今後、加圧トレーニングはより身近なものになっていくでしょう。

期待される展開

  • 正しい知識の普及
  • 資格制度の整備
  • エビデンスのさらなる蓄積
  • 安全性の向上
  • デバイスの進化

**ただし、重要なのは「正しく行う」こと。**専門知識を持った指導者のもとで、科学的根拠に基づいた方法で行うことが何より大切です。


加圧トレーニングを始める前に知っておくべきこと

過度な期待は禁物

加圧トレーニングは素晴らしい効果がありますが、魔法ではありません。

  • 1回で劇的に変わることはない
  • 継続が必要
  • 食事管理も重要
  • 通常のトレーニングとの併用がベスト

正しい施設の選び方

チェックポイント

  1. 正規認定施設か
    • 加圧トレーニング正規認定証の掲示
    • 資格を持ったトレーナーがいるか
  2. トレーナーの経験
    • 加圧指導の経験年数
    • トレーニング知識全般
  3. カウンセリングの充実度
    • 禁忌事項の確認
    • 個別対応の有無
  4. 設備の清潔さ
    • ベルトの衛生管理
    • デバイスのメンテナンス
  5. 料金の透明性
    • 明確な料金体系
    • 追加費用の有無

体験から始めよう

いきなり契約するのではなく、必ず体験トレーニングから始めましょう。

体験で確認すべきこと:

  • トレーナーの説明は分かりやすいか
  • 圧迫感は我慢できる範囲か
  • 施設の雰囲気は合っているか
  • 通いやすい立地か

まとめ|加圧トレーニングは「使い方」次第

加圧トレーニングの本当の価値

10年以上の現場経験から断言できることがあります。

加圧トレーニングは、正しく使えば非常に効果的。しかし万能ではない。

加圧トレーニングが優れている点

  • 低負荷で筋肥大効果
  • 成長ホルモン大量分泌
  • 関節への負担が少ない
  • 短時間で効率的
  • リハビリに最適
  • 美容・アンチエイジング効果

加圧トレーニングの限界

  • 筋力向上は高負荷トレーニングに劣る
  • これだけで完結しない
  • 正しい指導が必須
  • 禁忌事項がある

どう活用すべきか

目的に応じて使い分けるのが賢い選択です。

トレーニング初心者

まずは加圧トレーニングで正しいフォームを学び、筋力の基礎を作る。その後、通常のトレーニングへ移行または併用。

関節に不安がある人

加圧トレーニングをメインに、無理のない範囲で通常のトレーニングを追加。

時間がない人

週1回の加圧トレーニングで効率的に筋力維持。余裕があれば通常のトレーニングも追加。

美容・アンチエイジング目的

加圧サイクル®トレーニングをメインに、軽い筋トレと有酸素運動を組み合わせる。

アスリート

通常のトレーニングにプラスして、補助的に加圧トレーニングを活用。

最後に

加圧トレーニングは、佐藤義昭氏が正座からヒントを得て生み出した、日本発祥の科学的トレーニング方法です。

長年の研究により、確かなエビデンスが蓄積されています。

しかし、過去のブームで誤った使い方が広まり、誤解されてしまった面もあります。

私たちは、正しい知識と適切な指導で、加圧トレーニングの真の価値を伝えたい。

「これだけで全てが解決する」という過度な期待ではなく、「目的に応じて賢く活用する」という現実的なアプローチで。

越谷・せんげん台で加圧トレーニングを始めたい方は、ぜひ一度体験にお越しください。

10年以上の経験を持つトレーナーが、あなたに最適なトレーニングプランをご提案します。


越谷・せんげん台で加圧トレーニングを始めるなら

トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)

  • 住所:埼玉県越谷市せんげん台
  • 最寄駅:東武スカイツリーライン せんげん台駅 徒歩5分
  • 駐車場:完備

加圧トレーニング体験受付中

  • 30分体験コース
  • カウンセリング込み
  • 手ぶらでOK
  • 強引な勧誘なし

お問い合わせ

  • LINE:簡単予約・相談
  • 電話:営業時間内受付

参考文献・エビデンス

この記事は以下の科学的研究とエビデンスに基づいています:

  • 加圧トレーニングによる成長ホルモン分泌に関する研究
  • 低負荷加圧トレーニングと筋肥大効果に関する研究
  • 加圧トレーニングの血管機能改善効果に関する研究
  • 高齢者における加圧トレーニングの効果に関する研究
  • 速筋・遅筋の動員に関する生理学的研究
  • リハビリテーションにおける加圧トレーニングの活用
  • イリシン分泌と代謝改善に関する最新研究

すべての主張は、科学的根拠に基づいています。


軽い負荷で、確かな効果を。

科学が証明する加圧トレーニングを、あなたも。

越谷・せんげん台のパーソナルジム

トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)

体験トレーニングで、その効果を実感してください。