栄養学的に一番もったいない話
運動した日の夜、
「今日は頑張ったし、ビールがうまい!」
「汗をかいた後の一杯が最高なんだよなぁ」
――その気持ち、すっごくわかります。
でもちょっと待ってください。
実はそれ、筋トレの努力を“なかったこと”にする最短ルートかもしれません…!
運動後のビール、「太る・太らない」以前に“損してる”!
まず最初にハッキリ言うと、
ビール一杯でいきなり太るわけではありません。
でも問題は、“今まさに回復中の体”に対して、アルコールがどう働くかです。
✅ 結論:運動後すぐのアルコールは、筋肉の合成を邪魔する!
なぜ運動後のアルコールがもったいないのか?
🔹① 筋肉の“回復・成長スイッチ”がOFFにされる
運動後、筋肉は微細なダメージを受けた状態になります。
これに対し、体は「筋タンパク質合成」を促進して修復&成長しようとする。
→ このときに必要なのが、「インスリン」「成長ホルモン」「テストステロン」などの回復ホルモン。
でもここにアルコールが入ると…
- テストステロンの分泌が低下
- 成長ホルモンの分泌も抑制
- 筋タンパク質合成率が最大37%も低下(※研究あり)
→ 頑張ったトレーニングが「ただ疲れただけ」になる恐れも!
🔹② 肝臓が“筋肉修復”じゃなく“アルコール分解”に忙しくなる
運動後、肝臓は筋分解で出たアンモニアなどの老廃物処理をがんばってくれています。
そこへアルコールが入ると…
✅ 肝臓は優先的に「アルコールの解毒」へシフト
✅ 結果:筋肉修復や栄養代謝は後回しに
まるで、キッチンの片付け中に爆発的に汚れた鍋を持ち込まれるようなものです…。
🔹③ “空腹+アルコール”で暴食スイッチが入りやすい
運動直後は、血糖値が下がり、エネルギー枯渇状態。
このときにビールを飲むと…
- アルコールによる血糖値の不安定
- 食欲ホルモン(グレリン)の暴走
- 理性がゆるみ、唐揚げ・ポテト・ラーメン一直線!
→ 「頑張ったから、まいっか」が脂肪製造コースへ直行。
ビール=水分補給でもない!?
汗をかいたあとのビールを「水分補給代わり」と思っていませんか?
実はビールには利尿作用があり、脱水を進めてしまいます。
- 運動後→汗でミネラルが失われた状態
- ビールでさらに尿が増える
- むしろ“カラカラな体”に
→ 筋肉の回復には「水」と「電解質(ナトリウム・カリウム)」が必要!
「じゃあビールはダメなの…?」→ タイミングが大事!
ビールが絶対NGというわけではありません。
以下を意識すれば、うまく“付き合う”ことができます👇
✅ ビールを飲むなら、筋トレ後「2〜3時間空けて」!
- その間に:
→ 水分・プロテイン・軽食で栄養補給
→ 筋合成スイッチを十分入れてから、ゆっくり乾杯!
✅ アルコールは「筋トレしない日」に楽しもう
- 週2〜3回の運動なら、オフの日に楽しむことで影響を最小限に
- トレーニングの効果を損なわず、メンタルリセットにもなる
✅ “飲むなら控えめ”が基本
- ビールなら中瓶1本(500ml)まで
- 高タンパクつまみ(枝豆、焼き鳥、豆腐)と一緒に
- お水も1杯添えると◎
最後に|ビールは悪者じゃない。“飲み方”が問題!
「筋トレしてるのに痩せない」
「見た目が引き締まらない」
その陰に、「運動後ビールの落とし穴」がある人、意外と多いんです。
✅ ビール=報酬にするなら、タイミングと内容を工夫すればOK
✅ 効果的な筋肉づくりと、上手な“息抜き”のバランスを取るのがカギ!
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