
世の中には「これさえやれば痩せる!」というダイエット法が山のようにあります。糖質制限、ファスティング、ケトジェニック、16時間断食、地中海式ダイエット……。「〇〇だけ食べればOK!」とか「この方法なら食事制限なしで痩せる!」なんて言葉に惹かれて試したことがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、結局のところ、ダイエットで一番大切なのは 摂取カロリーと消費カロリーのバランス です。どんなダイエット法を試そうが、 消費カロリーより摂取カロリーが多ければ太るし、少なければ痩せる というシンプルな原則は変わりません。
「そんなこと言っても、糖質制限したらすぐに体重が落ちたよ!」という声が聞こえてきそうですが、それは 水分やグリコーゲンが減っただけ のことが多いです。短期間の体重減少に惑わされることなく、本質を理解することが大切です。
では、世の中にある有名なダイエット法をチェックしながら、その不十分な点を見ていきましょう!
1. 糖質制限ダイエット(ローカーボ・ケトジェニック)
糖質制限は、炭水化物の摂取を極端に減らし、脂肪をエネルギー源にすることで痩せようというものです。確かに短期間で体重は落ちやすいですが、長期的に続けるのはかなり難しいのが現実。
✅ メリット
- すぐに体重が落ちやすい(主に水分とグリコーゲンの減少)
- 血糖値の安定による食欲抑制効果
❌ 不十分な点
- 長期的な持続が難しい(パンやご飯、麺類が食べられないのはつらい!)
- 筋肉の分解リスク(糖質がないと筋肉がエネルギーとして使われることも)
- エネルギー不足による集中力低下や倦怠感
短期間で結果を出したい人には向いているかもしれませんが、続けるのが大変でリバウンドのリスクが高めです。
2. 16時間断食(インターミッテント・ファスティング)
「16時間何も食べない時間を作ることで、脂肪燃焼が促進される!」というのがこのダイエットの主張。確かに、カロリー摂取が自然と減るので痩せやすくなります。
✅ メリット
- 食事回数が減るのでカロリーコントロールがしやすい
- 胃腸を休めることで消化機能が改善される
❌ 不十分な点
- 空腹感に耐えられない人にはツライ
- 食事の質が悪いと効果が出にくい(結局、暴食してしまったら意味がない)
- トレーニングとの相性が悪い場合も(エネルギー不足で筋トレの質が落ちる)
断食そのものに「痩せる効果」があるわけではなく、カロリーが減ることで痩せるということを忘れずに。
3. 地中海式ダイエット
これは特定の食品群(野菜、魚、オリーブオイル、ナッツ類など)を多く摂ることで健康的に痩せるという方法。
✅ メリット
- 心血管系の健康改善に効果的
- 栄養バランスが良いので長期的に続けやすい
❌ 不十分な点
- カロリーを気にしないと普通に太る
- 日本の食文化とは少し違うので取り入れにくい
この方法はカロリー管理さえ気をつければ健康的に痩せられる良い方法と言えます。
4. 「〇〇だけダイエット」(バナナダイエット、キャベツダイエットなど)
特定の食品だけを食べるダイエットは一時的に痩せるかもしれませんが、 栄養不足になるリスクが高く、続けるのが難しい という問題があります。
✅ メリット
- 短期間で結果が出ることも
- 食事の選択がシンプルになる
❌ 不十分な点
- 栄養バランスが崩れる
- 飽きて続かない
- 結局リバウンドしやすい
「楽して痩せる」ような方法は、やはり長続きしないのが現実です。
結論:ダイエット成功のカギはカロリー収支+持続可能性!
ここまでいろいろなダイエット法を見てきましたが、どれも カロリー収支がマイナスになれば痩せるし、プラスになれば太る という事実からは逃れられません。
では、どうすれば効率よく痩せられるのか?
🔥 効果的なダイエットのポイント
- 摂取カロリーを把握する(アプリなどで食事記録をつける)
- 消費カロリーを増やす(運動を取り入れる)
- 続けられる方法を選ぶ(無理な制限はNG)
- PFCバランスを意識する(たんぱく質・脂質・炭水化物を適切に摂る)
- 睡眠とストレス管理も大切に
ダイエットは「短期間で劇的に変わる魔法の方法」ではなく、 習慣の積み重ね です。流行りのダイエット法に振り回されず、自分に合った持続可能な方法を見つけましょう!
「続けられること」こそが、最強のダイエット法なのです!
越谷市せんげん台の『続けられる』パーソナルジム
トータルボディメイキングスタジオI’s