こんにちは!越谷市せんげん台のパーソナルジム
「トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)」です。
いまSNSで大きな話題になっている
「マンジャロ(Mounjaro)」「オゼンピック」「リベルサス」などのGLP-1系薬剤を使った“痩せ薬ダイエット”。
「食欲が落ちて自然に痩せる」
「努力しなくても体重が減る」
こんな言葉もよく目にします。
しかし、これらは本来“糖尿病治療薬”であり、健康な人が安易に使うものではありません。
ダイエット目的で使用した場合、
一時的に痩せても 筋肉量が減って代謝が落ちる → リバウンドしやすくなるという深刻な問題があります。
今日は、その仕組みと危険性をわかりやすく解説します。
■ マンジャロとは?本来は“糖尿病患者のための治療薬”
簡単に言うと、
- 血糖値を下げる
- 食欲を抑える
- 胃の動きを遅くし満腹感を持続させる
などの働きをする GLP-1 / GIP受容体作動薬 の一つ。
糖尿病患者の
「高血糖で細胞が傷つくのを防ぐ」ために使う薬です。
しかし最近は、健康な人が「痩せるために」使用するケースが急増。
“痩せる”のは事実ですが、その中身を見ると…
脂肪よりも筋肉が大きく減っているケースが多い のが問題です。
■ ダイエット目的で使う最大の問題:筋肉が落ちてしまう
マンジャロなどを使うと食欲が大幅に低下します。
その結果…
✔ 食べる量が減る → 摂取カロリーが激減
✔ たんぱく質不足 → 筋肉が落ちる
✔ 基礎代謝が低下
✔ 痩せているのに“太りやすい体質”へ
これが最も危険なポイント。
体重だけ見ると“痩せた”のに、身体の中身は悪化している状態なのです。
特に女性は筋量がもともと少ないため、
筋肉の減少は体形の崩れ・冷え性・疲れやすさにも直結します。
■ 実は“脂肪はそんなに減っていない”ケースが多い
薬で急激に痩せた人の体組成を見ると、
- 減ったのは筋肉量
- 体脂肪率はそこまで落ちていない
- 見た目は締まらない
- 皮膚が弛んだ感じになる
というケースが非常に多いです。
つまり、
“体重だけの激減”で、実態としては綺麗に痩せていない。
これはダイエットとしては大失敗です。
■ さらに怖い:薬をやめたら“ほぼ確実にリバウンド”する
薬で抑えていた食欲は、やめた瞬間に元に戻ります。
そして、
- 筋肉が減って代謝が落ちている
- 少し食べただけで太りやすい
- 食欲は以前より強くなる
- リバウンド幅が大きい
という“負のループ”が起きます。
実際に、GLP-1薬をやめた後の研究では
「半年で元の体重+5kg以上戻った人が多い」 というデータもあります。
つまり、
薬を飲んでいる間だけ痩せる“幻の減量” であり、
やめた後に太りやすくなる身体を作ってしまうのです。
■ 副作用も無視できない
GLP-1系の薬剤は副作用も強く、特に多いのが…
- 吐き気
- 食欲不振
- 下痢・便秘
- 胃の不調
- 脱水
- 胆石リスク
- 低血糖
- 甲状腺への影響
- うつ症状の悪化リスク
健康な人が長期使用するほど、リスクは高まります。
■ “努力不要で痩せる”は絶対に存在しない
結局のところ…
「食欲を強制的に落として痩せる」
という方式は、すべて同じ結末になります。
- 筋肉が落ちる
- 代謝が落ちる
- リバウンドする
- 太りやすい体質になる
身体はとても誠実で、
“無理やり痩せた分だけ反動が来る”ようにできています。
これを無視して「楽して痩せる」を求めるのは、
長期的にみて大きなマイナスです。
■ 正しく痩せたいなら「筋肉を守りながら減らす」ことが必須
本当に健康に痩せたいなら、
- 食べる量を“極端に”減らさない
- たんぱく質をしっかり摂る
- 適度に動く
- 筋肉を落とさずに脂肪を減らす
という正攻法しかありません。
結局これが最速で、最もリバウンドしない方法です。
I’sでは、
“筋肉を落とさずに痩せる”ことを最優先にした
30分トレーニング+カラダ調整+食事サポートを提供しています。
薬に頼らなくても、
身体は正しい方法で必ず変わります。
■ まとめ:マンジャロは「痩せ薬」ではなく“治療薬”。安易な使用は体を壊す。
- 痩せるけれど筋肉が大きく落ちる
- 代謝が落ちるのでリバウンドしやすい
- 副作用が強い
- やめた瞬間に太りやすい体へ
- 見た目が綺麗に痩せない
ダイエット目的で使うのは非常に危険です。
身体を変える近道は「薬」ではなく、
正しい知識 × 運動 × 食事 × 継続。
楽をして痩せる方法は、一番遠回りになります。
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