生理周期で「痩せやすい時期」と「痩せにくい時期」がある|各フェーズの食事・運動の最適解【越谷・せんげん台のパーソナルジムが解説】

生理周期で「痩せやすい時期」と
「痩せにくい時期」がある

各フェーズの特徴を知って、食事と運動を最適化する方法

こんにちは!越谷市せんげん台のパーソナルジム「トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)」です!

「先週はあんなに調子よかったのに、今週はなんかだるくて運動できない」
「食事も変えてないのに、急に体重が増えた気がする」
「生理前はなぜかお菓子が止まらない」

これ、意志の問題でも、体の調子が悪いわけでもありません。

女性の体は約28日間の生理周期を通じて、ホルモンが大きく変動します。代謝・体温・食欲・体力・メンタルまで、すべてがこのリズムに影響を受けています。

「なぜ今日はこんな状態なのか」が理解できると、無理に逆らうのではなく、体のリズムに乗った最適なアプローチができるようになります。
⚠️ この記事について:生理周期や症状には個人差が大きく、周期の長さ・各フェーズの日数も人それぞれです。本記事は一般的な目安として参考にしてください。体に異常を感じる場合や持病のある方は、必ず医師にご相談ください。

🔄 生理周期の4つのフェーズとホルモンの関係

まず全体像を把握しましょう。約28日の生理周期は、大きく4つのフェーズに分けられます。

月経期
1〜5日
卵胞期
6〜13日
排卵
14日
黄体期
15〜28日
🔴 やさしく
🟠 全力で
🟢 ピーク
🟣 休む準備
主な2つのホルモンが体を変える
エストロゲンとプロゲステロンの波が、体のリズムを作っている
エストロゲン(卵胞ホルモン)
月経終了後から排卵にかけて増加。
効果:気分が安定・代謝が上がりやすい・体力が高まる・脂肪燃焼しやすい
エストロゲンが高い時期=体が「動きたい・燃やしたい」モード
プロゲステロン(黄体ホルモン)
排卵後に増加し、月経前にかけてピーク。
効果:体温上昇・水分をためやすくなる・食欲増加・眠気・イライラ
プロゲステロンが高い時期=体が「溜めたい・休みたい」モード

🌊 海の満ち引きのように

エストロゲンとプロゲステロンは交互に高くなる波のようなもの。
波が来る(エストロゲン高)ときに乗れば遠くまで行ける。
引き潮(プロゲステロン高)のときに無理して泳いでも疲れるだけ。

体のリズムを知ることは、波に乗る術を知ること。無理に逆らわず、流れを活かすことが大切です。


🔴 月経期(1〜5日目):やさしく、整える時期

📅 月経1日目〜5日目(生理がある期間)

月経期:体を「リセット」している時期

キーワード:やさしく・整える・無理しない
🔬 この時期の体の状態
エストロゲン
↓ 低い
プロゲステロン
↓ 急低下
基礎体温
↓ 低温期へ

子宮内膜がはがれ落ちることで出血が起こります。両ホルモンが低い状態で、体力・気力ともに落ちやすい。腹痛・腰痛・頭痛・疲労感・気分の落ち込みなどが起きやすい時期。体にとっては「再起動中」のタイミング。

🍽️ この時期の食事のポイント

失われる鉄分・ミネラルを補うことが最優先。経血によって鉄分が失われ、貧血気味になりやすい時期です。

積極的に摂りたいもの:
鉄分赤身肉・レバー・あさり・ほうれん草・小松菜
ビタミンC鉄分の吸収を助ける。ブロッコリー・パプリカ・キウイ
マグネシウム生理痛を和らげる。ナッツ・バナナ・豆腐
温かい食事体を冷やさない。スープ・煮物・生姜を取り入れる

控えめにしたいもの:
カフェイン血管を収縮させ生理痛を悪化させる可能性
冷たい飲食物血行を悪化させ、腹痛につながることも
アルコール鉄分の吸収を妨げ、出血量が増えることも

🏃 この時期の運動のポイント

「休む勇気」を持つ時期。無理な高強度運動は避ける。

◎おすすめ軽いウォーキング・ゆったりヨガ・ストレッチ・深呼吸
骨盤周りの血流を改善する軽いストレッチは、生理痛を和らげる効果も。

△避けたい高強度インターバル・激しい筋トレ・長距離ランニング
体が消耗しやすく、回復にも時間がかかります。

「今日は何もしなかった」という罪悪感を持たなくていい時期。体が「休め」と言っているときは、従うのが一番の投資です。


🟠 卵胞期(6〜13日目):ゴールデンタイム・全力で動く時期

📅 月経終了後〜排卵前(約6〜13日目)

卵胞期:体が「前向き・活動的」になる最強期間

キーワード:全力・挑戦・燃焼最大化
🔬 この時期の体の状態
エストロゲン
↑↑ 急上昇
プロゲステロン
↓ 低い
基礎体温
↓ 低温期

エストロゲンが上昇することで気分が明るく・体力が高まり・脂肪燃焼効率が上がる黄金期。体温が低い分、体が効率よくエネルギーを使えます。肌の調子も良くなりやすく、「なんか調子いい!」と感じる時期がここ。

🍽️ この時期の食事のポイント

代謝が高い時期なので、タンパク質をしっかり摂って筋肉の材料を作る。この時期の食事の質が、体型変化のスピードに直結します。

積極的に摂りたいもの:
タンパク質鶏むね・魚・卵・豆腐。筋肉の合成が最も効率よく起きる時期
複合炭水化物活動のエネルギー源として。玄米・オートミール・さつまいも
亜鉛エストロゲンの代謝を助ける。牡蠣・ナッツ・豆類

この時期は少し食欲が落ち着く傾向があります。食べすぎを心配するより、質の高い食事を適量摂ることが大切。

🏃 この時期の運動のポイント

「今こそ頑張れる」という体のシグナルを信じて全力で。筋トレ・有酸素どちらの効果も出やすい最強期間。

◎おすすめ高強度筋トレ・HIIT・ランニング・新しいトレーニングへの挑戦
エストロゲンが高いと筋肉の合成率が上がるため、同じトレーニングでも効果が出やすい。

◎ポイントこの時期に「PBを狙う」「少し重い重量に挑戦する」のが最も合理的。重量更新・距離更新など、記録を狙うならここ。

「なんか今日は調子いいな」と感じる日が多いのがこの時期。その感覚は正しい。遠慮せず動いていい時期です。


🟢 排卵期(14日目前後):ピークの2〜3日間

📅 排卵日前後(約13〜15日目)

排卵期:エネルギーと体力が最高潮になる2〜3日

キーワード:ピーク・爆発力・最高パフォーマンス
🔬 この時期の体の状態
エストロゲン
↑↑↑ ピーク
LH(黄体形成ホルモン)
↑ サージ
基礎体温
→ 変化点

エストロゲンが月経周期の中で最も高くなる時期。体力・気力・集中力・社交性すべてが最高潮になりやすい。アスリートのパフォーマンス研究でも、排卵期前後に記録が出やすいことが示されています。

🍽️ この時期の食事のポイント

卵胞期と同様に質の高い食事を。食欲は比較的安定している時期。

タンパク質引き続き筋肉の材料を。高強度運動後は積極的に補給
抗酸化食品運動強度が高まるため、酸化ストレスケアも。ベリー類・緑黄色野菜
水分体温が上がり始めるため、こまめな水分補給を意識

🏃 この時期の運動のポイント

最も爆発力が出る時期。筋力・持久力ともに最大パフォーマンスを発揮しやすい。

◎おすすめ最高強度のトレーニング・競技会・大会・記録挑戦
体が「全力出せる」状態なので、遠慮せず追い込める。

注意ただし靭帯・腱への負荷がかかりやすいという研究も。急激な方向転換・着地の衝撃には少し注意。


🟣 黄体期(15〜28日目):休む準備・蓄える時期

📅 排卵後〜次の月経前(約15〜28日目)

黄体期:PMSの原因になる「体が蓄える」時期

キーワード:ゆっくり・蓄える・自分を責めない
🔬 この時期の体の状態
プロゲステロン
↑↑ 急上昇
エストロゲン
→ 一時↑後↓
基礎体温
↑ 高温期

プロゲステロンが上昇することで基礎体温が上がり・水分を溜め込みやすくなり・食欲が増え・イライラしやすく・眠気が強くなります。月経前の1〜2週間はPMS(月経前症候群)の症状が出やすい時期でもあります。

基礎体温が上がるため代謝が少し上がる一方で、体が「次の月経に備えて蓄える」モードになるため、脂肪燃焼効率は下がりやすい。
「食べすぎたわけじゃないのに体重が増えた」は、水分の蓄積(浮腫)によるものが多い。

🍽️ この時期の食事のポイント

「食欲が増えるのはホルモンのせい」と知ることが、最初の一歩。自分を責めないで。

積極的に摂りたいもの:
マグネシウムPMS症状(イライラ・頭痛・むくみ)を和らげる効果。バナナ・ナッツ・豆腐・海藻
ビタミンB6セロトニン(幸福ホルモン)の産生を助ける。鶏肉・マグロ・バナナ・さつまいも
カルシウムPMS症状の緩和に関連。乳製品・小魚・小松菜
食物繊維腸内環境を整え、余分なエストロゲンの排出を助ける

この時期の「甘いものが食べたい」への対処法:
血糖値を急激に上げない食べ方を意識する。精製糖質(菓子パン・スイーツ)より、バナナ・さつまいも・ナッツ類で対応する。
控えめに塩分(むくみを悪化)・カフェイン(不安・イライラ増)・アルコール(PMS悪化)

🏃 この時期の運動のポイント

「前の週ほど動けない」のは当然。パフォーマンスが落ちるのはホルモンのせいで、あなたのせいではありません。

◎おすすめゆっくりウォーキング・ヨガ・ピラティス・ストレッチ・軽い筋トレ
適度な運動はPMS症状を和らげる効果があります。完全にやめるより「軽く動く」方がいい。

△避けたい無理な高強度・記録更新の挑戦・自分を追い込むこと
パフォーマンスが下がるのは当然なので、前の週と比べて落ち込まない。

黄体期後半(月経前1週間)の体重増加は、脂肪ではなく水分の蓄積がほとんど。月経が始まると自然に落ちるので、数字に一喜一憂しなくていい時期です。


✅ まとめ:周期に合わせた体づくりの考え方

💡 4フェーズ早見表
印刷して手帳に貼っておくと便利
フェーズ 時期 おすすめ運動 食事のポイント
🔴 月経期 1〜5日目 軽いストレッチ・ヨガ・休息 鉄分・マグネシウム・温かい食事を意識
🟠 卵胞期 6〜13日目 高強度筋トレ・HIIT・記録挑戦 タンパク質多め・食欲安定期に質を高める
🟢 排卵期 14日前後 最大強度・競技・全力トレーニング 抗酸化食品・水分補給を忘れずに
🟣 黄体期 15〜28日目 ウォーキング・ヨガ・軽めの筋トレ マグネシウム・B6・食欲増加に低GI食品で対応

「周期に合わせたトレーニング」の研究

近年、「サイクリック・シンクロナイゼーション(周期同期トレーニング)」という考え方が女性のフィットネス分野で注目されています。

生理周期に合わせてトレーニング強度と食事を調整したグループは、調整しなかったグループと比べて筋肉量の増加・体脂肪の減少・継続率で良好な結果が出ているという研究が複数報告されています。

「なぜか続かない」「時期によって体重が大きく変わる」と悩んでいた方の多くが、周期を知ることで「体のせいにしていいんだ」という安心感と、「今は動けなくていいんだ」という許可を得て、むしろ継続率が上がるという報告もあります。

「周期を記録する」ことから始めよう

理論を知っても、自分の周期がわからなければ活かせません。
まず3ヶ月間、生理アプリで記録することから始めてください。

記録するといいこと:
・生理の開始日・終了日
・体重(毎朝・同じ条件で)
・体調・気分・食欲のメモ
・運動のパフォーマンス

3ヶ月記録するだけで「自分の体のパターン」がはっきりと見えてきます。
「この時期はいつも調子がいい」「この1週間は毎回つらい」が予測できるようになると、計画的に体づくりができるようになります。

「生理前に体重が増えた」で焦らないで

黄体期(月経前2週間)に体重が1〜2kg増えることは、多くの女性に起こる「正常な変化」です。

その増加のほとんどは水分の蓄積(浮腫)によるもの。
脂肪が増えたわけではありません。

月経が始まると3〜5日以内に自然に戻ります。

「体重が増えた→食事制限を強化する」という判断は、この時期にはむしろ逆効果。
食欲が増えているときに無理に制限すると、ストレスからの過食につながりやすい。
体のリズムを信じて、「今はこういう時期」と受け入れることが大切です。

体のリズムは、敵ではない。

生理前にイライラして食べすぎてしまっても、
運動が全然できない週があっても——
それはあなたの意志が弱いのではなく、
ホルモンが「そうしろ」と言っているから。

知識は、自分を責める材料ではなく、
自分を理解する道具。

「今はこういう時期だから、これでいい」
「今は動ける時期だから、全力でいこう」

周期を知ることは、
28日間を丸ごと自分の味方にすること。

トータルボディメイキングスタジオI’s(アイズ)
所在地:埼玉県越谷市せんげん台西1-5-2 せんげん台KMビル502

運営歴10年、年間6,000セッション以上の現場経験
※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としています。体の不調・異常については必ず医師にご相談ください。