「よし！今日からダイエットがんばる！」
「今度こそ毎日ストレッチ続けよう！」
「運動、週3でやるって決めたし！」
…で、1週間後。
「ちょっと忙しくて…」
「疲れてて今日はムリ…」
「ま、来週からまた！」
そうやって、気づいたらまた元通りの生活に戻っている――
「私、なんで続かないんだろう…」
「やっぱり意志が弱いのかな」
そうやって自分を責めてしまったこと、ありませんか？
でもね、それ、あなたのせいじゃないんです。
続かないのは、“しくみ”がないだけ。
本当にそれだけです。
意志の力に頼って続けるのは、燃料タンク1個で長距離ドライブしようとするようなもの。
すぐガス欠になるのは、当然なんです。
逆に、うまく続けている人たちは、**「やる気が強い人」ではなく、「続けるしくみを持っている人」**なんです。
なぜ“意志だけ”では続かないのか？
心理学でも有名な話ですが、「意志力（ウィルパワー）」は使うと減っていく消耗品です。
つまり…
- 朝「今日はトレーニングするぞ！」と思っても、
- 仕事や家事で疲れ、
- 子どもに振り回され、
- 夜には「まあいっか…」となってしまう。
これは意志が弱いんじゃなくて、意志力の残量が尽きただけ。
続けるには、「疲れてても、気づいたらやってた」くらいのしくみ化がカギなんです。
“しくみ化”ってどういうこと？
簡単にいうと、「やる気がなくてもできる仕組みを作ること」。
たとえば…
✅ 朝起きたらヨガマットを敷いておく
→ 「やるぞ」じゃなくて「そこにあるからやる」
✅ パジャマのまま5分ストレッチだけ
→ ハードルを下げて“0→1”を簡単に
✅ 毎週●曜日はジム予約を固定
→ “迷う時間”をなくす＝続けやすくなる
✅ お気に入りのウェアを着る＝スイッチON
→ 楽しみやご褒美を仕組みに取り込む
これらはすべて、「やる気がなくても自然と行動が始まるしくみ」。
つまり、“自分を動かす設計”なんです。
実際、続いている人は何をしているのか？
当スタジオに通われているお客様も、最初は「続くか不安です…」という方ばかり。
でも、こんな“しくみ”を取り入れたことで、
週1のトレーニングが習慣化した方がたくさんいます。
🎤 40代・主婦の方
「毎週火曜のこの時間だけは“私の予定”って決めてます。家族にも“火曜はお母さんジムの日”って認識してもらってて、誰も何も言わないんです。笑」
🎤 30代・育休中ママ
「子どもが昼寝したら、テレビつける前にスクワット5回だけ。それをルールにしてます。やってるうちに気分が乗って、10回になったりストレッチ追加したり。気づいたら“やるのが当たり前”になってました」
🎤 50代・フルタイム勤務の方
「正直、疲れて行きたくない日もあるけど、もう“火曜は行くもの”って感じなんです。迷わなくなったのが大きいですね」
あなたに合った“続けるしくみ”の作り方5ステップ
🔸① ゴールを“気分”にする
NG：「3ヶ月で5kgやせる」
OK：「お気に入りの服がスッと着られる体になる」
→ 感情に直結したゴールは、モチベーションが長持ち！
🔸② スタートは“1分でもOK”にする
人は“始めるまで”が一番エネルギーが要ります。
でも1分やってしまえば、10分続いたりする。
🔸③「やらない選択肢」を封じる
- トレーニング道具を出しっぱなしにしておく
- ウェアを前夜から用意
- スケジュールに予定を固定して“迷い”を排除
🔸④ 忘れるくらいのハードルにする
“とりあえず動く”くらいでOK。
完璧主義は続かない最大の敵です。
🔸⑤ 誰かと共有する（プロでも友達でも）
「ひとりだとやらない」なら、誰かとつながるのが一番。
パーソナルジムは、その“続ける環境”を提供する場所でもあります✨
最後に｜あなたは弱くない。ちょっと設計がズレてただけ。
「続けられない私はダメだ…」
「やっぱり自分には無理だった…」
そんなふうに落ち込んでしまった日が、もしかしたら何度もあったかもしれません。
でも、もう自分を責めなくていいんです。
あなたは弱いんじゃない。
ただ、“続けるしくみ”をまだ持ってなかっただけ。
何もないところに家は建たないように、
続ける土台（＝しくみ）を作ることで、はじめて「習慣」という家ができあがります。
私たちは、そんな土台づくりから一緒にサポートしています。
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