「肩が凝ったなぁ…」と思ったら、つい肩をグリグリ揉んでしまう人、多いですよね。でも、それって実は根本的な解決にはなっていないんです。肩を揉んでも一時的に楽になった気がするだけで、すぐにまた元通り…。

では、どうしたら肩こりを根本から改善できるのか? その答えは「かかと上げ」や「スクワット」のような足の運動にあるんです!

え? 肩こりなのに足を動かす?と思った方、大丈夫。ちゃんと科学的な理由があるので、一緒に楽しく学んでいきましょう!


肩こりの原因は血流不足!

そもそも肩こりの主な原因は 血流不足 です。

デスクワークやスマホの使いすぎで長時間同じ姿勢を続けると、肩周りの筋肉がずっと緊張したままになります。その結果、血流が滞り、筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、老廃物も排出されにくくなります。

こうなると、筋肉がカチカチに固まり、痛みや重だるさを感じるようになるんです。

「じゃあ、肩をマッサージすれば血流が良くなるんじゃないの?」と思いますよね。確かに、揉むことで一時的に血流が良くなりますが、これは 一時しのぎ に過ぎません。

本当に血流を改善したいなら、心臓のポンプ機能を助けるような 「ふくらはぎ」や「太もも」の筋肉を動かす運動 が必要なんです!


なぜ「かかと上げ」や「スクワット」が肩こりに効くのか?

人間の体は、血液を全身に循環させるために心臓がポンプの役割をしています。でも、 心臓の力だけでは足元まで送られた血液を上半身に戻すのが難しい んです。

そこで大切なのが 「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎ です。

ふくらはぎの筋肉が収縮すると、下半身に溜まった血液を心臓に戻す手助けをしてくれます。これを 「筋ポンプ作用」 といいます。

つまり、ふくらはぎを動かす 「かかと上げ運動」 をすることで、

✅ 血液の循環が良くなり、肩や首にも新鮮な血液が届く ✅ 筋肉に酸素や栄養が行き渡り、老廃物の排出もスムーズに ✅ 結果的に肩こりが改善される

という流れが生まれるんです。

同じように、スクワットも 太ももの大きな筋肉(大腿四頭筋やハムストリング)を動かす ことで血流を改善し、肩こり解消に効果的です。

実際に、肩こり改善に関する研究でも 「下半身の運動を取り入れることで肩の血流が良くなり、こりの自覚症状が軽減する」 という結果が出ています!


肩こりを改善するおすすめ運動

では、具体的にどんな運動をすればいいのか?

① かかと上げ(カーフレイズ)

  1. 壁や椅子に手をついて、まっすぐ立つ
  2. かかとをゆっくり上げ、つま先立ちになる
  3. ゆっくりかかとを下ろす
  4. これを 20回×2~3セット 行う

★ポイント

  • できるだけゆっくり動かすことで筋ポンプ作用が高まる!
  • デスクワークの合間や歯磨き中にもできる!

② スクワット

  1. 足を肩幅に開き、つま先は少し外向きに
  2. 背筋を伸ばし、お尻を後ろに引くように膝を曲げる
  3. 太ももが床と平行になるくらいまで下げたら、ゆっくり戻す
  4. 10回×2~3セット 行う

★ポイント

  • 腰を反らさないように注意!
  • 膝がつま先より前に出すぎないように!

これを毎日 3分 でも続けるだけで、肩こりが驚くほど軽くなりますよ!


その他の肩こり改善のポイント

運動以外にも、肩こりを予防・改善するために気をつけたいポイントがあります。

姿勢を意識する → 猫背や巻き肩にならないように、デスクワーク中も背筋を伸ばす

ストレッチを取り入れる → 首や肩のストレッチをこまめに行い、筋肉の緊張をほぐす

こまめに立ち上がる → 長時間座りっぱなしはNG! 1時間に1回は立ち上がって軽く動く

水分補給をする → 水分が不足すると血流が悪くなるので、こまめに水を飲む

深呼吸をする → ストレスによる肩こりには、ゆっくり深呼吸をしてリラックスすることも大事!


まとめ

「肩こり=肩を揉む」ではなく、「肩こり=血流を良くする」が正解!

そのためには ふくらはぎや太ももの筋肉を動かす「かかと上げ」や「スクワット」が効果的 ということが分かりましたね。

肩を揉んでばかりでなかなか改善しない人は、ぜひ 1日3分の簡単な運動 を試してみてください!

デスクワーク中でも手軽にできるので、今日から早速始めましょう♪

「肩こり=足を動かす」この新常識を、あなたもぜひ実感してみてください!

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